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叶家のうわさ

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【叶家のうわさ】泉小太郎伝説に導かれて・・・

2025.06.24

大町には、昔から伝わる深い歴史の物語があります。
それが「泉小太郎(いずみこたろう)」の昔話です。
アニメ日本昔ばなしのオープニングで竜にまたがるあの男の子のモデルと言われています。

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昔々、松本や安曇の平は山々から流れる水をたたえた大きな湖でした。そこには犀龍(さいりゅう)という龍が住んでいました。
やがて東の高梨という場所に住む白竜王との間に生まれた男の子が泉小太郎です。

彼は成長するにつれて、母である犀龍が自分の姿を恥じて湖の底に隠れてしまったため、その行方を探し求めました。
やがて犀龍と再会し、「湖を突き破って水を落とし、人が住める平地を作りなさい」と告げられます。
小太郎は母の背中に乗り、湖の水を流し出し、現在の安曇平ができたと言い伝えられています。

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この伝説の泉小太郎を祀るお寺が「仏崎観音寺」。
叶家の女将たちもよくこちらにお参りし、不思議な体験を重ねてきました。

ある時、叶家の聖子さんが調子が優れない日々を送っていた際、夢によくお参りするお寺がお告げのように現れました。
気になってお寺にお参りしたところ、いつもは閉じているはずの扉が開き、ご本尊を拝むことができました。
するとその瞬間、体がまるで重りを下ろしたかのように軽くなり、不思議な“つきもの”が落ちた感覚に包まれたそうです。

叶家では、聖子さんの体験もあって、この伝説が宿の守り神のように大切にされています。
訪れる皆さまにも、安曇の大地と歴史の力を感じていただければ幸いです。